朝日新聞10月31日付で,若年性アルツハイマー症の方の記事が掲載されています。
認知症には大きく血管性とアルツハイマーがありますが,アルツハイマーは進行性認知症といえます。 氏の雇用主は「机を運ぶ仕事もある」と2人の娘がいる氏を解雇することはありませんでした。 現在は,認知症と診断された不安な人の相談に応じる活動もしているようです。
若年認知症については,アルツハイマーは進行性であり老年の場合は進行はゆっくりしたものですが,若年性は進行が速い点が問題です。 朝日新聞によると,若年性認知症の場合約7割が就労できない状況におかれます。
氏は,アクティブに活躍をしておられるようですが,進行がまださほどなのかもしれませんが,今後の予後や一億総活躍をソーシャルインクルージョンというのであれば,社会に巻き込んでいくということですから,女性活躍のみならず,こうした代表民主制の下で代表を輩出することができない少数者グループも活躍できる施策が求められるものと考えます。