泣くこと。

悲しいときやつらいときは、泣こう。 悲しみやつらさのかけらは涙となって外に出ていくから。 誰だって悲しければ泣くんだよ。 だから泣きないときはいっぱい泣こう。 泣くのはとてもいいことだ。 泣くと気持ちが楽になるよね。 まわりの人だってわかっているはず。悲しいときになくことは恥ずかしいことじゃない。 もしその涙が怒りのこみあげによるものだったとしても、怒って泣くことだってあっていい。 涙は、あなたの心の中にあるしずくのようなもの。悲しみ、にくしみ、いたみ、静かに洗い流してくれる。 大人になると泣きなくても泣けない時がある。負けちゃうと思うからかもしれない。いやショックで本当のことと受け止められなかったりするからかもしれない。 でもさ、自分は全然平気って嘘つくのは違うかも。悲しくないって心にふたをして、何も感じないふりをすると、そのうち、涙を分かち合うこともできなくなってしまうかもしれないよ。こわくなったり、かなしくなったり、さびしくなったりしたときは、友達や猫にそばにいてもらおう。パパやママでもいい。恥ずかしがらずに抱きしめてもらおう。

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