「モナ・リザ」をみるとき

 小さいころから「モナ・リザ」をみせられていたので、小さいころからシュシュにモナリザを見せる。

 展示室の騒がしさは一時期ほどではないような気がする。

 

モナリザという女性は誰なのだろうか。そこからして実は情報はない。一説によるとフィレンツェの証人のフランチェスコ・デル・ジョコモンドの妻リザではないか、といわれている。そう、モナは英語では「マドンナ」であるから、貴婦人リザという意味になるのだ。

ただ、当人不在の議論のため、実は自画像だ、理想の女性像だ、とかいろいろ議論がある。しかし、1519年に亡くなるまで手元においておいた思い入れはどこから来ているのだろう。それをこの絵から感じ取ることが大切だ。

スマフートという技法が使われ、女性の表情は曖昧なものにされている。モナリザの表情は角度によって、変わるといわれている。

このモナリザ。フランソワ一世からヴェルサイユ宮殿、ナポレオンの寝室に飾られたうちルーヴル美術館に所蔵されている。1911年にルーブルから盗み出されたものの、2年後にフィレンツェのホテルで発見されている。さらに、酸をかけられる事件も行ったことから、現在、防護用の二重ガラスに守られて展示されている。

シュシュくん「うーん、女性の姿で自画像なんて書くのかなあ」。

 

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