シュシュとクラクフ

フランクフルトのマインで待ち合わせをしている。 僕のルフトハンザはAという隅っこ。クラクフ行は「Z」から出発する。 シュシュのお出迎えを受ける。でも「Z」まで20分かかるよ、と。 図々しい中国人の後に続いてユーロバスポートコントロールの列に並ぶ。 シュシュはベルギー国籍のため、ユーロパスポートなのだけど、さすがドイツ人。「なぜあちらの非EUにならばない」という。 僕はコネクティングフライトが迫っている。ここはA。出発はZ。搭乗は20分後だ、と感情を押し殺しているイミグレーションの係官の問答をして、シュシュが「そうだ、そうだ」とフランス語でいってユーロパスポートコントロールを通る。到着すると、既に優先搭乗が開始中。トイレに行きたがるシュシュ。「今?」といいつつ、少し戻ったトイレへ。フランクのトイレは僕も5歳のころから使っているけれどなんだか怖い。シュシュもその気持ちは共有してくれているみたい。 さあ、クラクフ行の便に滑り込むとドアクローズ。 正直いって、クラクフはアウシュビッツとヴィエリチカ岩塩抗のゲートウェイシティにすぎないと考えていた。 ただ、いろいろ事務所経営に助言してくれた女性社長と前日、ディナーをとったとき、アウシュビッツの話しになりつつ、クラクフの魅力に話しは移っていった。 クラクフは約550年間ポーランドの首都だったのだという。そして、ナチが本拠地をおいていたため壊滅することもなく、「ワルシャワが東京といえば、クラクフは京都」というたとえも、行き過ぎだとは思ったけど、分かるかなという印象です。 ただ、ホテルが中央駅からはなれていたので、駅についたけどどうしようということで、ポーランド料理屋さんへ。ボルシチとか、アヒルのローストとか、スープも日本と同じく夏も冬もあり四季がはっきりしているからだそうです。いつもシュシュくんが通訳登場でしたが、ポーランド語はロシア語に近く自己完結性が高いので、お互い英語で。その後ホテルに向かいました。 タクシーは、2回前の車とぶつかるという信じられないことに。ハルくんと僕もだけど怪我がなくてよかった。アイムソーリーだけではないよ!と適切なスペーシングをとれ!!と初日は少し興奮気味。幸い、むちうちなどの症状が出ることはありませんでしたが、後部座席のシートベルトは大事ですね。それからこの運転手まずいな、と思ったら無言でシートベルトを締めるようになりましたが、ポーランドの法律でも後部座席には着用義務があるということなのだそうです。ハルくん、腕が痛いというので、どうしよう、と思いながら少し冷やして、経過観察。翌日はぺろっとお互い復活していました。

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