甥っ子に紡ぐコラム―シュシュの中にいる批評家

甥っ子よ。

君の中にいる批評家。離婚しちゃとか、揉めちゃとか、大統領はとは、とは・・・。

この人は、自分の判断をあなたに押し付ける。

 

「お前は馬鹿だ」「あなたの意見なんかくだらない」「あなたには何の能力もない」と。

 

たしかに、弁護士にも悪口が上手な弁護士がたくさんいる。ぱっと思い浮かべられる。

 

でも、冷酷に甥っ子くんの人生や全人格を仮に全否定する人は、甥っ子くんの一部を知っている。

しかし、断面的な一部の情報ですべてを知っているつもりになっているかもしれない。

 

だから、多少あたっているところもあるからシュシュは悩み苦しむのかもしれない。その人の意見が無視することができないからね。打ちのめされちゃう。

 

でもさ、この人が見ているのは、甥っ子くんの一部でしかない。この人の意見を信じていると、君は、自分の一部をあたかも自分の全部であるかのように錯覚してしまうと思うんだ。青人のいいところは俺が一番しっているじゃん。かわいいところも。だから自分の狭い世界観の中にとらわれるな。そこから抜け出すんだよ。

 

 

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