ブリュッセルでは、こどもたちの誕生会は盛大に祝うのが普通だ。
でも、ママにしても、僕にしても、仕事をしているし、大人の世界で誕生日を祝ってあげることがあった。
学校以外では、大人に囲まれているシュシュ。昨日は誕生日ということもあり、ママンへの不満が爆発しているようだ。
そういう不満を受け止める僕ってバランスがとれているのだろうか。
曰く「いつもぼくは頭ごなしに叱られる。でもそんなことは分かっているんだ。わかっているのに、これはいけない、とか、こうじゃなきゃ駄目だとか、強い調子でいわれると本当に頭にくるんだよ。人に何かを言うときは相手がこどもであってもちゃんと尊敬してほしい。僕らは誰も愚かじゃないんだ」と主張していた。
そう。こどもだからといって、きちんと尊敬することはとても大切なことだね。シュシュはこどもだと思われたくない反面、時々必殺技の「僕は子どもなんだよ」というときもある。でも、正論できちんと尊敬してほしいけど大人じゃないから甘えたいときもあるよね。
そこが彼の唯一の逃げ場のロジック。
是非、みなさんも、甥っ子のいつもぼくは頭ごなしに叱られる。でもそんなことは分かっているんだ。わかっているのに、これはいけない、とか、こうじゃなきゃ駄目だとか、強い調子でいわれると本当に頭にくるんだよ。人に何かを言うときは相手がこどもであってもちゃんと尊敬してほしい。僕らは誰も愚かじゃないんだ!という声なき声に耳を傾けてあげてください。