シュシュとアルルへ。

ハルくん,絵画はあんまり詳しくないみたい。たまにパリには来ているけど,パリもISの標的の一つだ。 ニースからアルルに行くと距離は近いけど,パリから行った方が近いね・・・。 僕にとって,アルルは「アルルの女」と「星月夜」が想起される。戯曲の方は明るくてハッピーエンドかと思ったらサッドエンドだった。 僕にとって,ここは再出発の街。期待と不安が入り混じる美しい街。星が降って僕等を応援してくれる。 ブーツ・オン・ザ・グラウンド。世界の中心に来ているイメージ。自動車は広場の中はほとんど入ってこられない。 アルルへいこうとしたとき、いきあたりばったりな旅行だと。 国鉄だとニースからアルルへ4時間,パリからも4時間・・・。 ハルくん「パリから行こうよ・・・」 そこでパリに移動してTGVとバスを乗り継いて,ゴッホの再出発と終焉の街,アルルへ。 切符売り場で「アルル行きの切符が欲しい」といっても,通じない。発音すごい難しい。 ハルくんのカットインが入る「アールだよ、アール」みたいなことをいっている。女性、目的地を把握する。 アルルに到着すると,カフェテリアの絵画やローヌを隔てた星月夜の風景をみることができました。 これ自体、もう宝物なんだよね。 アルルの競技場。いったい何年前に造られたのだろう。石と石のつながりでなにかで杭を打った後もない。 この技術すごい。 闘牛の練習のようなことを男の子たち30人くらいがやっていた。 「ハルもやってきたら?」,ハルくんお得意の「結構です」・・・。拙者参ったね。 ゴッホがはいった精神病院には、ゴッホの名前がつけられていた。生々しいというか・・・。 インターネットもあるし,ハルくんは本当のことを知ってしまうだろうけど,この後,オルセーでのゴッホを見てほしい,ハルくん,何を感じるかな。

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