梅村氏の寄稿を読んで

京都新聞に哲学者の梅村氏の寄稿が掲載された。 それによれば、韓国では、父系主義のため6親離れていてもお金を貸すということになると貸さないといけないということになるという。 寄稿は、韓国は、朝廷が成立していたのに対して、日本は実質は官位を与えるだけのものになっていたこと、父系主義という違いを認識しつつそれを乗り越えて新たな日韓関係の構築を求めていた。 たしかに、韓国の場合、父系主義であることから、夫婦別姓が当たり前で、日本では夫婦が基本単位であるため、夫婦同性が基本となりつつ個人の尊重を認めるかというアプローチから夫婦別姓も認めるべきだ、というアプローチをとらざるを得ないものと考えられます。 しかし、日本と韓国の文化的背景の違いを知ることのみでは、違いはどこの国にもある。 だからこその文化的交流を望みたいということになるだろうか。

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